桜咲く。多分ヒガンザクラ♪ 撮影日:2008年3月27日 撮影:管理人桜咲く。多分ヒガンザクラ♪ 撮影日:2008年3月27日 撮影:管理人3月も終わりに近づいて、TVなどでは桜開花の情報が盛んに報じられるようになってきた。例年よりやや遅いだろうといわれた今年の開花予想だったが、一変、知らぬまに早めという開花予想に変わっている。温暖化による気候の変化がその予想を狂わせるのか、いつぞやの計算ミス同様に、近年桜の開花の予想はあまり当てにならないものなったようである。
そんな予想が当る当らないに関わらず、幸い、まだこの時期に花は開く。ソメイヨシノはこんな状態 撮影日:2008年3月27日 撮影:管理人文字通り花の開いた時が開花の時で良いはないか。そんな気にさせる自然が相手の予想である。
さて、我が飯田地方の桜はといえば、撮影日27日の時点でソメイヨシノはまだ蕾。だが、神社まで続く桜並木の南端にあるヒガンザクラがほぼ6分咲きの状態である。昨年より4日ほど遅いようだが、さほど際立ったずれもなく花の時期を迎えたようだ。
気候変動と盆地という地形条件が重なったためか、例年になく低温が続き、かなり寒さが厳しいと感じたこの冬。過ぎれば今年も花の時期は廻ってくる。多分、後一週間もすれば花見の本命“ソメイヨシノ”も見ごろとなるだろう。地方気象台によるこの地方の開花予報は4月の3日。果たして面目躍如となるのか。開花と共に、そんなどうでもいいことが妙に気になる、春、桜花の季節。

購入した中古ノートPC 撮影日:2008年3月24日 撮影:管理人マイクロソフトが Windows XP のサポート打ち切りを宣言してから随分経つが、登場した新しいOSは、その本家自身のアプリケーションソフトでさえ、以前のものは正常に動作しないという話だ。
元より古いOSの我が家は今後がちょっと心配になるが、実は、先日中古のノートパソコンを買った。現在使用の、すでに旧型となってしまったノートパソコンの、メモリの増設でもしようかとネット散策中、中古パソコンを扱っているショップの多いのに気づき、「それもアリかな」との思いが浮かんだ。そのつもりで見てみれば、そこそこの物は結構ある。しかし、実物が見られないことと、それまでの使用頻度が分からないことは、出来る限り出費を抑えたい我が財政の状況と相俟ってその購入を躊躇させる。一応ターゲットは決まったが、まだ在庫の数は多い様子、「買うとしても焦ることはない」との思いから保留する。しかし、それなりの売れ筋だったのか数日後には在庫の残りが一個となっていた。
人の気持ちは面白いものだが、そうなると即刻買いに走るようだ。人の持つ“卑しさ”の現われと思うが、結局、メモリを1Gに増設、送料・代引き手数料を含めて約4万円弱という結果となった。
国内メーカーの2002年のモデルだが、まぁまぁといったところだろうか。しかし、私のメインパソコンよりはるかに快適なのは確かである。だが、物は中古品、ディスプレイ・HDDなどを始め、今後どのくらい使えるかで、その価値は決まることになる。
それにしても、昨今のこの分野の移り変わりの早さは、付いて行くだけでかなりしんどいのは実状。開発を止めろとは言えないが、せめて、最低でも10年は使えるものを望みたい。進歩の早さで古くなった機器が、廃棄されゴミになるのか、中古品として再び稼動できるのか、エネルギーまで視野に入れれば、リサイクルはあまり当てにはならない現状に、消費社会の限界が見えてくる。

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【見つけた中古PCショップ紹介】
〇買取もやるらしい。
中古パソコンショップ「イオシス」

〇目玉あるかな♪
パソコン・ぱそすた「パソコン倶楽部」

↓いろんな意味で噂のDELLだけど、値段・メモリを考えると・・・かもね♪
DELL OPTIPLEX 170L

杉の花。まだ花粉は出ていないみたい♪ 撮影日:2008年3月9日 撮影:管理人杉の花。遠目には去年より少なく感じるが。 撮影日:2008年3月9日 撮影:管理人3月も中旬になり、かなり暖かな日が続いている。今日の飯田地方、14時の時点で19℃と、まるで4月の陽気である。正直、この急激な暖かさには少々戸惑い気味だが、冬の寒さが厳しかっただけに、やっと感じる春の陽気にホッとしている人も多いだろう。
そんな春の訪れと共に、今年も花粉の飛び交う時期に入った。花粉アレルギーの人にはかなり辛いシーズンの始まりとなるが、写真はその元凶ともいえる杉の花である。性懲りも無く今年も撮影。杉の花。まだ花粉は出ていないみたい♪ 撮影日:2008年3月9日 撮影:管理人
例年よりかなり多いといわれる今年の杉花粉。見たところその花の数は昨年よりやや少ないように見える。それでも、先日から症状の出始めた連れ合いの様子からは、かなり多いらしいことは窺える。
斯くいう私、昨日辺りから目・鼻とかなりの不快感があり、昨年僅かに感じたその症状は、まるで今年の花粉の量を裏付けるかのように、かなりはっきりしたものに変わりつつあるようだ。
兎にも角にも、春、芽吹きの喜びと共に訪れ、我が国の全土を騒がせる。どこぞの猿さえも悩ませるという、酷いアレルギーを齎すこの花の撒き散らす花粉は、かなり厄介な代物のようである。

ナナホシテントウ 撮影日:2008年3月2日 撮影:管理人ようやく春と呼べる気候になりつつあるのか、朝晩の寒さも緩み暖かさを感じるようになってきた。
今日、3月5日は啓蟄(けいちつ)。大地が暖まり冬眠をしていた虫が穴から出てくるころとされる。野も山も人里も、草や木々たちは芽吹き始め、それに合わせて虫たちも活動を始める時である。
写真は、日曜日、久々に訪れた山の麓で見つけた天道虫(てんとうむし)。ナナホシテントウだ。暖かくなったことがよほど嬉しいのか、ちょこまかとやたら忙しなく動いている。虫眼鏡マクロで狙うには少々難があったが、ブレ、ピンボケと失敗しつつなんとか撮れた一枚である。
何年か前、彼らが地上に出てくる時期が遅れ、アブラムシによる作物などの被害が増えたことがあるが、農園を営む知人の話では、越冬するアブラムシは増えているという。その天敵とも言えるこの天道虫(てんとうむし)たち、今年の時期と数はどうなのだろう。一度崩れるとなかなか元には戻らないのが自然のバランス、やはり気になるのは確かである。
ともあれ、見かけた天道虫(てんとうむし)にやっと感じた春の訪れ。まだ多少の寒の戻りはあるにせよ、このまま緩やかに春に向かうことを祈りつつ、我が目を避けるように葉の隙間に入り込む、その春の虫を見送った。

大根干し(そろそろ完成) 撮影日:2008年2月20日 撮影:管理人大根干し(干し始めた頃) 撮影日:2008年2月1日 撮影:管理人飯田地方の寒さもやっとその峠を越えたのか、昨日は12℃近くまで上がり日中では暖房も要らないほど。この頃の灯油価格高騰もあり、暖かいことは嬉しいが、この急激な気温上昇には、今までと違う、大きな気候の変化を感じざるを得ないのが正直なところである。
各地で異様な寒さを感じた今季だが、そんな寒さにも恩恵と言えるようなものがあるようだ。諏訪など、長野県の中信と言われる地方では、冬の寒さを利用して寒天作りが行われる。自然の気候を利用した保存食料のひとつとも言えるものだが、近年は冷え込む日が少なく、良いものができなくなったと聞いている。そんな寒天業者には、今年の冷え込みは嬉しい寒さとなったのではないだろうか。
写真は“大根干し”である。輪切りにし、茹で上がった大根を冬の寒さに晒して乾燥させるものだが、地域によっては「凍み大根(しみだいこん)」と呼ぶところもあるようだ。これも、冬の寒さを利用して食物を保存する先人の知恵。
実は、私には“大根干し”とは“切干し大根”のイメージが強く、幼い頃の記憶を含めて、この光景は浮かんでこなかった。多少の地域差なのだろうか、我が連れ合いに言わせればこちらの方が正当ということだ。以前、暖冬のせいもあったのだろうか、カビが生えて失敗してしまった“大根干し”も、今年の寒さのためか、連れ合いの少々雑な干し方にも出来は上々のようである。
こうして寒さを利用するもの、日に干すもの、細菌の力を借りて醗酵・熟成させるものなど、昔から自然の力を利用した保存食作りはいろいろある。だが、市場に出回る関係なのか、工業化が進み、添加物を加えるもの、薬剤などにより殺菌されるものなど、その安全面から少々疑問を持たざるを得ないのが現状である。
最近の“餃子騒ぎ”ではないが、本来の意味で食の安全を問うならば、一次産業の現状とそのあり方を含めて、まずは己たちの足元から見直す必要があるだろう。それには、我々消費者の食への意識向上が不可欠となる。
ところでこの“大根干し”、煮込み鍋に入れられ腹に収まったのだが、味の方も上々ということで一件落着となる。