シフトキーを押すと・・・。 撮影日:2009年7月21日 撮影:管理人壊れたキーボード 撮影日:2009年7月21日 撮影:管理人今年の2月、壊れたキーボードの話題を載せた。これはその続編になる。
その2月以来、結局“ホームポジションマークが磨り減ってなくなった”嘗て連れ合いが使っていたキーボードを使用していたのだが、今日そのキーボードも壊れたようなのである。
一応キーは全部機能するのだが、シフトキーを押した場合に文字の羅列が入力される。これはエディタなどで文字入力している場合だが、ソフトを立ち上げずに押すと、かなり厄介な状態になる。ナンバーズロック解除、ファイルの削除、勝手にサブメニューを立上げる等など、なんとも奇妙な現象である。私の場合、シフトキーは結構多用するキー、さすがに困り果てた。
実はこのパソコン、先日HDDを交換したばかり。OSも古く、ハード的にもかなりくたびれたパソコンを、性懲りもなく使い続ける方が悪いと言われそうだが、新たなソフトは使えずともまだまだ現役で使える。使いにくい代替のキーボード。 撮影日:2009年7月21日 撮影:管理人当然仕事にもだ。
そんな訳で、遊んでいたキーボードを繋げて急場凌ぎ。しかし、その繋げたキーボードが極端に使いにくいもの。かなり苦戦しながら頼まれたCGIを書いている。
先日、HDDを探しに行ったパソコンショップに使いやすそうなキーボードが売っていたのを思い出すが、やはりこんな場合は買った方が早いのだろう。
携帯電話を含めて、常に新しいものを世に送り出し続けている弱電業界。今回のこのキーボードを含めて、その寿命の期間を思うとき、仕事の道具とはいえゴミ排出最前線にいる自分を実感する。
しょうがない、もう少し、このPC・このキーボードで頑張るか!

7月14日ごろにすでに梅雨が明けたはずの関東甲信地方だが、我が地域、週末にかけて雨の日が続いている。「天下の気〇庁の発表の後は・・・」と言いたくなるのは毎度のことだが、この様子からすると、日曜日も雨になるのか。その日曜日、今年漬けた梅を天日に干したい我が家では、不安な面持ちで空を見上げる。
梅雨があり、梅雨が明ければ暑い夏が来る。今まで当然と思っていた季節の移り変わりも、大きく変わりつつある昨今だが、それでもまだ、冬から春、梅雨から夏、残暑の向こうからやってくる秋と、寒い冬。その移り変わりと思われる変化は感じられる。今後、その気候がどう変わってくるのか気になるところだが、人の存在が大きく関わっていると思われるこの異変にも、今一つ正面から向き合えないのが、今の人の社会のようである。
この地域にリニヤモーターカーが通る話しがある。2年ほど前に地元新聞の購読を止めたのもあり、今一つ詳しい内容は分からないが、その地元新聞のアンケート調査にて、リニア飯田駅の設置を望んでいるが68・5%。望んでいないが5・1%という結果が出たということだ。どうやら「Aルート」、「Bルート」、「Cルート」と案があるようだが、正直なところ、どのルートでも大差はないだろう。
実はこの話、知人のブログ読んで知ったもの。その知人は、アンケート結果も然る事ながら、その地元新聞の取り上げ方にかなり憤慨していた。
戦後、大国の思惑にも乗って、農を捨てるかのように工業化に走った。有名な議員の掛け声がそれに拍車をかけ、この国は弄繰り回されてきた。結果として、急激な発展を遂げ、国民の所得が上がったのは事実である。だが、頼みの経済が失速した今、残ったのは壊された自然に荒廃した里山。嘗ての農地は建物と道路に変わり、食糧の自給もままならぬ国となった。
リニアモーターカー。今のこの国に、この地域に必要なものはそんなものではないだろう。「いい加減にしてくれ」というのが実感である。
人よ、リニアモーターカーよ、そんなに急いで一体どこへ行くのだ!

苗代苺(なわしろいちご) 撮影日:2009年7月3日 撮影:管理人苗代苺(なわしろいちご) 撮影日:2009年7月7日 撮影:管理人そろそろ梅雨も後半。5日には、鹿児島県・奄美地方が梅雨明けしたようだが、平年より7日ほど遅いとのこと。入りも明けも今一つハッキリしない最近の雨の季節だが、これも温暖化の賜物だろうか。
写真は苗代苺(なわしろいちご)。苗代苺(なわしろいちご)の実のアップ♪ 撮影日:2009年7月3日 撮影:管理人苗代苺(なわしろいちご)の花 撮影日:2009年5月12日 撮影:管理人以前2回ほど載せている野生の苺である。花は5月後半に咲く。苗代(なわしろ)を作る頃に実を結ぶためその名が付いたというが、実際に実を付けるのは6月の終わり頃から7月の前半だろうか。
せっかくなので一つだけ口に運んでみる。酸味の効いた野性味溢れるその味は、子どもの頃駈け回った野山を思い起こさせてくれた。まだ残る自然と、自然が与えてくれる小さな恵みに感謝しつつ、撮影ついでの苺採取。被っていた麦藁帽子に入れて持ちかえることにした。量は少ないが、ジャムくらいは出来るだろうか。
変わる自然と残る自然。苗代苺(なわしろいちご)今回の収穫♪ 撮影日:2009年7月7日 撮影:管理人人の意図する方向に行くとは限らない。こうした身近な自然も、この星全体を包む大きな自然も、今後どう変わっていくのか。多分それは、流れる“時”のみが知ることなのだろう。だが、せめてこれ以上、我々自身の手で、自分たちの生息できる環境を壊すことは止めにしたいものだ。
帽子の中の苗代苺(なわしろいちご)を眺めながらそんなことを考えていた。