苗代苺(なわしろいちご) 撮影日:2009年7月3日 撮影:管理人苗代苺(なわしろいちご) 撮影日:2009年7月7日 撮影:管理人そろそろ梅雨も後半。5日には、鹿児島県・奄美地方が梅雨明けしたようだが、平年より7日ほど遅いとのこと。入りも明けも今一つハッキリしない最近の雨の季節だが、これも温暖化の賜物だろうか。
写真は苗代苺(なわしろいちご)。苗代苺(なわしろいちご)の実のアップ♪ 撮影日:2009年7月3日 撮影:管理人苗代苺(なわしろいちご)の花 撮影日:2009年5月12日 撮影:管理人以前2回ほど載せている野生の苺である。花は5月後半に咲く。苗代(なわしろ)を作る頃に実を結ぶためその名が付いたというが、実際に実を付けるのは6月の終わり頃から7月の前半だろうか。
せっかくなので一つだけ口に運んでみる。酸味の効いた野性味溢れるその味は、子どもの頃駈け回った野山を思い起こさせてくれた。まだ残る自然と、自然が与えてくれる小さな恵みに感謝しつつ、撮影ついでの苺採取。被っていた麦藁帽子に入れて持ちかえることにした。量は少ないが、ジャムくらいは出来るだろうか。
変わる自然と残る自然。苗代苺(なわしろいちご)今回の収穫♪ 撮影日:2009年7月7日 撮影:管理人人の意図する方向に行くとは限らない。こうした身近な自然も、この星全体を包む大きな自然も、今後どう変わっていくのか。多分それは、流れる“時”のみが知ることなのだろう。だが、せめてこれ以上、我々自身の手で、自分たちの生息できる環境を壊すことは止めにしたいものだ。
帽子の中の苗代苺(なわしろいちご)を眺めながらそんなことを考えていた。