川原の猫柳(ねこやなぎ) 撮影日:2008年1月20日 撮影:管理人川原の猫柳(ねこやなぎ) 撮影日:2008年1月27日 撮影:管理人寒波のせいで先週の半ば辺りから急激に気温が低下。ここ飯田地方も久しぶりに-10℃近い冷え込みが続いた。その寒さも、低気圧の影響なのかここ2日ばかり緩んだようだが、予報では週末にかけて再び冷え込みが厳しくなるという。そんな寒暖の差には、我が身体もさすがに対応しきれていないようである。
写真は猫柳(ねこやなぎ)。川原で見つけたものだが、日当たりの良さが影響するのだろうか、他の場所より一足先に銀の毛並みを見せてくれている。中間の季節が薄れゆく昨今だが、こうして春の芽吹きの兆しを見つけるのは、やはり嬉しいものである。
子年となり早一ヶ月が過ぎるが、川原の猫柳(ねこやなぎ) 撮影日:2008年1月20日 撮影:管理人国の中枢の騒がしさは相変わらずようで、きちんと議論することもなく国民不在のままのドタバタ劇が続いている。なんともお粗末としか言いようがないが、それで浮彫りにされる事柄は、我々一人一人きちんと見定める必要がありそうである。
そんな最中に起こった餃子中毒事件。「あの国のものは買わない」、TVで耳にした或る消費者の言葉だが、業務用などを含め、その使用実態は明らかではない。価格コストのみに拘った結果と言わざるを得ないが、元より食料自給率の低いこの国である、これを契機に、もっと国内自給に目を向けるべきだろう。何を変え、何を変えずに守るのか、その答えによって国の行く末は大きく変わることになる。

梅の蕾(つぼみ) 撮影日:2008年1月4日 撮影:管理人梅の木 撮影日:2008年1月4日 撮影:管理人1月も半月以上が経ち久々のブログ更新となる。ここしばらくは暖かな日が続いたが、南下した寒気の影響で急激に気温が下がってきている。北海道では-30℃を下回ったという話だが、聞いただけで身体が膠着するような気分である。ここ飯田地方も週末にかかけて結構冷え込むらしい。
そんな気候の変化が作用したわけではないと思うが、このところ我が体調はやや低迷気味。腰痛に加え、歯茎の腫れにも悩まされている。そんな時、連れ合いまでもが体調不良を訴え、災い多き年の後遺症なのか今一つパッとしない年明けの我が家の現状である。
そんな年に世を見渡せば、「偽」と呼ばれた昨年の風潮は相変わらずのようで、製紙業界までもが世間を騒がせている。企業の利益優先の体質は今始まったことではないが、戦後の発展の方向の間違いか、今の経済システムの欠陥か、金融機関を始めとして、全ての企業に一番肝心と思われる社会性が欠落していることが大きな問題のように思える。そんな中、政治の世界では、その意義すら疑問視されたままで給油新法(新テロ対策特別措置法)が再可決された。
大国の起こした行動に非難の声が上がり始めている昨今に、それを強引に押し通す真意がよく分からないが、この国の国際的なものの見方には、かなりの片寄りがあるのは事実のようである。
政治にしても経済にしても、どうやら、遠い未来を見越した長いスパンでの判断能力に欠けているらしく目先のもののみに走りたがるようだ。その先に見え隠れする結末は、我々のような一般人でも容易に想像できることと思えるのだが。
写真は梅の蕾(つぼみ)。撮影したのは今月の初め。まだまだ堅いようだが、開花に向けて少し膨らみを見せ始めている。夏の終わりから秋口の気温でその開花時期が決まるといわれる彼らも、この大きな寒暖の差には少々戸惑っているのではないのだろうか。そんな気候変動が続く中、早くも春の穏やかさが恋しくなっている己を感じるが、この気候同様、全てに激しい寒暖の差が目立つ今の人の世にも、暖かで穏やかな春が訪れて欲しいものである。

3DCG作成:サイト管理人 作成年:1997年頃 題名:春光2008年、平成20年の幕開け。気候の異変は益々際立ち、進む温暖化はその深刻さを増している。経済の格差はさらに広がり、その政策の失敗の責任も曖昧のまま。結果、皺寄せは弱者に集中することになる。己自身に目を向けてみても、その年齢からなのか不安のみが頭をもたげ、先行きが見えないのが実状である。
画像は「春光」、一応3DCGである。かなり昔に製作したものだが、子年という、十二支では最初にあたるこの年に、この先せめて一筋の光くらいは見たいとの願いを込め、年賀として載せることにした。
新年を迎え、毎度の在り来たりの表現になるが、この新しい年が全ての人々にとって、より良い年になることを心より願う。

 “バーチャルタウンいいだ”から皆様に子年の年賀。本年もよろしくお願い申し上げます。

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平成20年 元旦
バーチャルタウンいいだ