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この味で育ち、この味を楽しんでます♪
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【 第四回 】 春を味わう...“草餅”
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桜の開花で春の訪れを実感し、何となくホッとするこの季節。子どもの頃の楽しみは、 母の作る“草餅”だった。
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使い古した庖丁を手に、勇んでヨモギ摘みに。
若芽は摘んでも摘んでも大した量にはならず、途中で投げ出
し、後は野山を駆けまわる。
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摘んできたヨモギをきれいに選別し、湯がき、すり鉢でよく
擂る。そこに米の粉で作った餅を加え、練り込む。その餅で
餡を包み、“草餅”の出来上がり!
わが家では、きな粉をまぶしたような記憶も〜
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船橋屋
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いと忠
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今は年じゅう、気軽に草餅が食べられる。
こんな上品な形が主流らしい。
見た目はずいぶん変わったけど、
ほのかなヨモギの香りを口にする度に、
その当時が懐かしく思い出される。
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Key
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