木の枝でじっとしているキジ鳩 撮影:2010年1月14日・管理人真冬日の日の雪景色 撮影:2010年1月14日・管理人暖冬といわれている今季だが、1月の気温は上がったり下がったりと寒暖の差が著しい。今週の日本列島は、暖かかった先週とは打って変わり、2月の頃を思わせるほどの冷え込みとなっている。ここ飯田地方も例外ではなく、連日凍てつくような日々が続く。昨日14日は真冬日となった。
その昨日のこと。前日からの雪は10cm程度は積っただろうか、久々に白い絨毯に覆われる我が生息地域だった。まだ雪が断続的に降り続く中、完治していない五十肩と、相変わらず心許ない我が腰を心配しつつ、意を決して雪掻きに挑んだわけだが、氷点下という気温のため午前10時前後という時間帯にも関わらず、雪掻きで現われた地面はあっという間に白くなっていった。
車とその周り・公道までの脇道等々と、なんとか粗方の除雪を終え、いつもの「ついでの写真撮影」となる。掲載の写真は、近くの雪景色と木の枝にいたキジ鳩。寒いのだろうか、耐えるように木の枝で丸くなりじっとしているのが印象的だった。
予報では、来週はかなり暖かくなり、場所によっては桜の咲く頃の気候になるという話しだが、やっと寒さに順応しようとしている我が身体を思うと、その暖かさの後に来る気温が気になるところだ。
続く寒暖の差に、老いたわが身体は悲鳴を上げそうな毎日、本来ならば寒さはこれからが佳境に入るはずである。あのキジ鳩のようにじっと寒さに耐えながらも、早々と春の到来を心待ちにしている軟弱者の私である。

2010年年賀 3D画像制作:管理人2010年、平成22年の幕開け。
某大国を始めとして我が国でも政権交代がなされ、“チェンジ”を合言葉に、諸々に新たな進展が期待された昨年だったが、世界を巻き込む不況の嵐は、資本主義という経済システムの欠陥を浮き彫りにした。
未だその経済神話を信じるものたちは、環境のための会議においても、損得の感覚から離脱できないようだが、己たちの生存区域を自ら狭めるような行為は、そろそろご法度にすべきだろう。
環境・経済ともに大きな不安を残したままの新年の幕開けとなったが、欠陥だらけの今の経済システムを捨て、新たな仕組みを作り上げられるかどうかが今後の一番の課題となろう。
何を求めどこへ行くのか。当然、我々個人の生き方もそれに大きく関わってくるのは事実。落ち込む経済の中、“氾濫するエコという言葉のまやかし”に惑わされることなく、本当の意味でのエコロジーを考えて行きたいものである。
そんな新年を迎え、毎度の在り来たり表現となるが、この新たな年が全ての人々にとってより良い年になることを心より願いながら、「バーチャルタウンいいだ」から2010年寅年の年賀。
本年もよろしくお願い申し上げます♪

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平成22年 元旦
バーチャルタウンいいだ
管理人