白花露草(しろばなつゆくさ)
10月である。衣替え(ころもがえ)となる。この風習、平安時代に宮中の夏服と冬服を切り替える“更衣(こうい)”と呼ばれる行事が始まりとされている。当初は、中国に倣い4月1日と10月1日に行なわれていたが、明治以降、今でいう国家公務員の、夏服と冬服を替える日を定めたことから、現在の6月1日と10月1日が衣替えの日として定着したようである。なお、南の沖縄では、気候の違いからか5月1日と11月1日が切り替え日となる。
掲載の写真は露草(つゆくさ)。別に衣替えをしたわけではないと思うが、花が純白である。山麓公園内で見つけたものだが、昨年までここでは見かけなかった。露草の変種といわれているが、一説によれば、除草剤などの影響で脱色するように色が薄くなり、やがて白くなるという。実際、この辺りでは色褪せたように色の薄い露草を頻繁に見かける。山の麓とはいえ、人の手の入った公園内である。当然、除草剤の使用もあり得るが、せっかく見つけた野草の風体がその影響かと思った時、なんとも複雑な気分にさせられたのは確かである。
この地球上、植物・動物を問わず自然環境の変化で、それに順応するように変種と呼ばれるものが登場する。それを進化と呼ぶこともあるが、人の撒いた除草剤により変化したこの露草は、何に、どう順応しようとしたのだろうか。その一説が正しいならば、私には薬害のように思えるのだが。
多分、この露草も結実し子孫を増やすはずである。その子孫も同じように白花になるのだろうかと、少々気にかかる。
「露草(つゆくさ)」。ツユクサ科ツユクサ属の多年草。その色から「藍花(あいばな)」、「青花(あおばな)」、「月草(つきくさ)」とも呼ばれるが、当然それは白花種には通じない名である。
変わった形のかわいい花ですね。
きれいな白が「薬害」の結果とはちょっと残念。
>ぺんた
( ・_・?)ん?変わった形って、露草見たことないのけ?どこにでもある草だべや。
ネットで仕入れた情報なんですが、本当に除草剤の影響かどうかは実際のところは分かりませんが、強ち嘘とも思えませんよね。
ちょっと調べてみました。
あぁ、あのちっちゃい花ですねw
見たこと有りますわ(笑)
我が家では同じ仲間の園芸品種「紫御殿」というのがまだ咲いています。こちらは葉も茎も花も、全部紫のものです
>玉井人様
「紫御殿」、ネットで調べてみました。本当に茎も葉もムラサキなのですね。花の形がちょっと違うと思ったら、露草いっても、ムラサキ露草の仲間のようですね。
私が載せたのは、どこでも見られるいわゆる雑草っす。(^ー^;
気づけばもう衣替えの季節ですよね〜。
でもその前に肌寒くなっていますが・・・(^^;)
ほんと、真白の露草ですね。
あまりに普通に咲いているので
もともと白色種のものかと思ってしまいました。
除草剤の影響も考えられるんですね…。
もしそうだったらそのためにあの鮮やかな色が
失われたことはとても残念なことです。
しかしこの季節にも咲いているんですね。
こちらではもう見かけなくなりました。
>来夢
本当に「もう」ですよね。早いものですね。
露草。こちらでも、もう咲いてないかもしれませんね。
撮影したのは先月の14日ですから。(^^;
ご無沙汰です♪
真っ白い露草、珍しいですね。
それが除草剤による変化だとしたら・・・恐ろしいものを感じます。
でも、白も綺麗♪
普通の青い露草なら畑に咲いています。
「畑」だから刈られる運命!(^▽^笑)
>おくさま様
こちらこそご無沙汰しております。
色の薄いものなどはよく見かけていたのですが、真っ白なのを見たのはは初めてです。
除草剤説の信憑性はよく分からないのですが、もしそうだとしたら、なんとも怖い話ですよね。でも、色が変わっても生き延びる彼らに軍配が上がるかもしれませんよね。
なんにしても、草は強いですねぇ。
ドモドモ\( ̄▽ ̄*)(* ̄▽ ̄)/ドモドモ
ご無沙汰しまくってます(● ̄▽ ̄●;)ゞぽりぽり
白い露草ははじめてみたとき変種だあああって喜んでたけど、まさかそれが薬害だったとは・・・・
喜んじゃだめじゃん!!!><
人間ってほんといろんなものに迷惑かけながら生きてるんだね〜
ε-(ーдー)ハァ
>纏
おっ!久々においでですね。(^▽^笑)
忙しいって言ってたけど、多少は時間が出来たのかな?
変種といえば、確かに変種なのですよ。綺麗だし、珍しいしね。
ただ、これが、白花種という形で子孫を残すことが出来るかどうかは分かりません。
薬害かどうか、実際のところ確証はないのですがね、土壌の質で花の色を変える紫陽花ではないですが、薬によって土の成分の変化したのかもしれませんよね。
来年どんな露草がお目見えするのか、興味津津ってところでしょうかね。