仏の座(ほとけのざ)
ようやく紅葉の兆しが見え始めた山麓辺り、麓から見える頂上付近は、すでに秋の色に変わりつつあるようだ。
そんな山の麓の公園で、仏の座(ほとけのざ)が咲いているのを見つけた。昨年の11月、「晩秋のホトケノザ」としてトウモロコシ畑の跡地に群生するところを載せたことを思い出すが、場所と数こそ違え、今年も秋に咲く仏の座(ほとけのざ)を目撃することとなった。ふと季節がわからなくなることがある昨今だが、毎年見かければ、こうした光景も“当たり前”となる。遥か昔から四季を要に育まれてきたこの国の文化、培われてきた人々の暮し。今後を思えば、やはり不安になるというのが正直なところだろうか。
最近になり、やっとだが環境問題の重要性が、深刻な現状と共に騒がれ始めた。経済失速を恐れ、未だその気にならない大国を含め、我々の住むこの国も、それなりの動きはあるものの、肝心の本質は置き去りのように見える。
経済と環境、まるで相容れないと思われがちなこの二つ。なにゆえの経済か、なにゆえの環境か。それを見据えた時、その答えは必然として見えてくるはずである。
そんな人の勝手な思いはどこ吹く風、気候の変動を敏感に感知してその生態を変えようとする野草たち。最終的なその結果は、時間軸の短い我々にはわからないが、目に見えるその振る舞いは、自然の変化に対してより柔軟に思える。そんな彼らの生き方から学び取れることはないのかと、ふと思うこの頃である。
仏の座(ほとけのざ)、別名を三界草(さんがいぐさ)。ユーラシア大陸から北アフリカにかけて分布するシソ科オドリコソウ属の越年草本。本来の花期は3~6月頃となる。
そんな今年の秋もいよいよ後半に差しかかるが、その先にある冬の存在を強く感じながら、10月も今日で終わる。
ホトケノザ、春の七草と間違われやすい植物ですよね。こちらは食べられない(?)ですね。
ただ、春の七草の「ホトケノザ」といわれる植物には
<コオニタビラコ、ミミナグサ、キュウリグサ、オオバコ、キランソウ、チドメグサ、レンゲソウ・・>などの諸説があって、
どれが本当か未だに解っていないんだそうですね。
小さい花もここまで拡大すると綺麗ですな^^
>玉井人さま
はい、これは春の七草の“ホトケノザ”とは違います。
たぶん、毒は持っていないので食べても問題はないと思いますが、あまり食べたという話しは聞いたことがないですね。多分美味しくないので試さない方が良いかと思います。(._+ )☆\(-.-メ)試しません!
えっ!?
今まで春の七草の“ホトケノザ”は“コオニタビラコ”の古名だと思っていましたが、違う説があるのですか!
それは知りませんでした。憶えておこうっと♪φ(.. ) メモメモ
>ぺんた
虫眼鏡マクロの威力じゃよ。( ̄个 ̄) フォッフォッフォ
ってか、マクロ写真って結構面白いですね。
実際、虫眼鏡を使わなくても接写のできるデジカメが欲しくなります。
虫眼鏡!?(爆)
春の七草とは違うんですか!
見たこと無かったので名前だけでてっきり!
セットさんも虫眼鏡ですか!(纏ちゃんが昔やってた!)
私はてっきり一眼レフのマクロレンズかと思っていました。
虫眼鏡の方がなんだか綺麗に撮れるような気がします。
クローズアップレンズは倍率が低くて!
数枚重ねて使っていますが。(;^_^A あせあせ
>ぺんた
はい、虫眼鏡です。手っ取り早いアップ撮影にはこれが一番。
でも、一眼の方が綺麗に撮れると思うけどね。
>おくさま様
そうです。レンズがニューっと出て来るコンデジと虫眼鏡です。
実は、古い型なのですが一応一眼のカメラを友人から借りているのですが、どアップのマクロ撮影はもっぱらコンデジと虫眼鏡で撮影しています。ポケットに入るんで、山麓をうろつく時にも邪魔にならないしね。
私の場合、電池の消耗を抑えるために液晶をOFFにしていますが、一眼ではないので虫眼鏡マクロの場合はファインダーを使えません。
そんで、目見当で被写体との距離を合わせて撮影しています。
だから、結構失敗が多くて。(^^;
フィルムカメラだったら大変ですわ。現像の要らないデジカメバンザイってとこかしらね。(^▽^笑)
一眼にマクロレンズの方が断然有利だと思いますよ。
虫眼鏡は、成功する確率は低いっす。
えっと、追加情報です。
今まで春の七草の“ホトケノザ”は、キク科の“コオニタビラコ”の古い呼び名と思っていましたが、玉井人さまの情報では、他のいろいろな説もあるということです。ちなみに、写真のものはシソ科の“仏の座”。
今は仏の座というとこちら、シソ科を指します。
そのためかどうかわかりませんが、最近スーパーで「春の七草」として売られているものは、このシソ科の“仏の座”の方が入っているらしいのです。本当でしょうかねぇ?
このシソ科の仏の座、食べても問題はないようですが、苦みを感ずるイリノイドという生理活性成分があるようで、それが何かしら作用を及ぼす可能性があるようです。でも、七草粥に使う程度の摂取では害はないということらしいですね。
それと、やはりシソ科の仏の座は不味いようですよ。(^▽^笑)
以上、おまけの追加情報でした♪
これを七草として売っているところがあるんですか・・驚
ついでですが、諸説にもう一つあったのを忘れたので追加しておきます。
「ナズナ」を「ホトケノザ」という地方もあるそうです。
先に言ったのもそうですが、葉が矢車のように丸く輪生して、まるで仏が座る座のように見えるものは、皆「ホトケノザ」の異名があるようです。
古い文献では「ホトケノザ 小さき白い花・・」とあるそうなので黄色い花の「コオニタビラコ」はどうなんでしょうね。
また、面倒なのを追加してしまいました、失礼!
ほんと、拡大すると小さなお花も存在感がありますね♪
お店で七草を買ったことがないのですが、
こちらが入っている可能性もあるんですね?
シソ科ということで香りよさげですが、実際は苦いのか・・・(^^;)
来年七草パックを見かけたら観察してみようかなw
( ―・─ _____ ─・─ ) ジロリw
しかしほんと四季がなくなってきていますね〜
私は葉っぱではなかなか判断をつけれない人なので(雑草とヨモギも区別付かないww)多分売り場で発見しても判断付かないかとwww
>玉井人さま
ナズナも“ホトケノザ”ですかぁ。なるほどね、見た目から呼ばれることは多いようですね。
ほぉ「ホトケノザ 小さき白い花・・」ですか。確かにタビラコの花は黄色いですよね。もしかしたら、最初はタビラコのことではなかったのかもしれませんねぇ。
貴重な情報ありがとさんです♪混乱してますわぁ。(^▽^笑)
>来夢ちゃん
小さな花のほうが、形は面白いものが多いですね。マクロの魅力かしらねぇ。
1月頃のコオニタビラコは、かなり見つけるのが難しいそうです。それもあって、シソ科の仏の座を使ったのかもしれませんね。
>纏ちん
四季がなくなってきたということなんでしょうね。我々人間以上に彼ら野草たちはそれを感じているのかもしれませんね。
あはは、判断付かなければ、それはそれで問題はないのかも。(^▽^笑)