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◆川縁の猫柳(ねこやなぎ)その2 | 投稿日:2006/03/17 | | | 昨日の低気圧の影響か、午前中は強い風のため肌寒さを感じたが、午後からは日差しの影響もあり、穏やかな暖かさに包まれた。 2日ほど前になるが、山の麓の公園の横を流れる川の淵に猫柳(ねこやなぎ)を見つけた。1月中旬に、まだ花穂が顔を出し始めたばかりのものを載せたが、今回はそのやや上流にて撮影。 この猫柳(ねこやなぎ)、春先には咲き始めの一部が盛り上がるために花穂が曲がり、その先端が北の方向を指すという。そのため、昔は磁石の代わりになったと聞く。 日の光の方向を考えれば当然のように思えるが、それすら利用していた昔の人々の知恵にはいつもながらに感心させられる。 今時、野草の状態で方向を知ろうとする御仁はいないと思うが、自然と乖離して久しい現代人、せめて自然の状態からその気候の変化を感じ取れる感覚と、それに対処できる知恵くらいは持っていたいものだ。それには人々の生活は元より、社会全体のシステムから考える必要があると感じている。
◆ ◆ ◆ 撮影日:3月15日 撮影・コメント:管理人 | | |
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バーチャルタウンいいだ事務局
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