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◆犬の陰嚢(いぬのふぐり) | 投稿日:2006/01/20 | | | 2〜3日くらい続いた暖かさは去り、また寒さが戻ってきている。今日は大寒、寒さはまだまだ厳しいが、12月から1月上旬の異様な冷え込みに比べればかなり過ごしやすい。 2日ほど前の撮影になるが、先日の暖かさでかなり雪も溶け地面が顔を出し始めた山麓公園で、小さな犬の陰嚢(いぬのふぐり)の花を見つけた。なんとも気の早い奴と思ったが、それでも近づきつつある春を感じカメラに収めた。 季節はまだ冬。見逃しそうなほど小さな花の健気さに惹かれ、今日の一枚に載せることにする。 昨今IT関連企業のニュースが世間を騒がせている。是か非かは別として、衣を纏わず頭を出せばそれだけで叩かれる今の社会と、結果として地に付いていなかった戦後の経済システムの欠陥を浮き彫りにした感がある。 何のための社会なのか、なんのための経済なのか、暖冬と寒い冬がめまぐるしく変わる昨今の冬の気候の中、春に向けて変わらぬサイクルを繰り返そうとする野草たちに、生きることの本質だけでも学びたいものである。
◆ ◆ ◆ 撮影日:1月18日 撮影・コメント:管理人 | | |
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バーチャルタウンいいだ事務局
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