牡丹蔓(ぼたんづる) 撮影日:2006年8月6日 撮影者:管理人牡丹蔓(ぼたんづる) 撮影日:2006年8月6日 撮影者:管理人残暑が厳しいと予想された今年の夏。その予想通りなのか日中は30℃を遥かに越えることが多く、8月も中旬になるがまだまだ暑い日が続きそうな気配である。それでも朝晩の気温が夏の終わりを感じさせてくれる。
掲載の写真はこの時期に白い花を付ける牡丹蔓(ぼたんづる)である。牡丹(ぼたん)の名を持つがキンポウゲ科センニンソウ属の落葉蔓性木本となる。葉の形状からその名が付いたようだが、その花は同じ仲間の仙人草(せんにんそう)と区別できないほど類似している。
8月の始めに載せた草牡丹(くさぼたん)も同じ仲間になるが、茎、根、葉などに有毒成分を含んでいるのはこの仲間の特徴のようだ。この牡丹蔓(ぼたんづる)も例外ではなく有毒である。
この花が終わるころ山も里も秋の気配を感じるようになるが、朝晩の気温からその到来が早い予感もある。果たして今年はどんな秋になるのか、昨年のことを思うと不安を拭えないのは正直なところである。