久々の投稿となる。
この内容は、mixiの自分の日記に、先ほど(午前9時ごろ)投稿した文章と同文になる。

8月15日、お盆、そして終戦記念日、終戦の日とも呼ばれる。
1945年、8月14日にポツダム宣言を受諾。翌日の15日、玉音放送で、あの太平洋戦争は終結した。66年前のことである。
終戦後に生まれた私、高度成長期の前の貧乏暮らしは知るものの、実際に戦争の苦しさ、辛さ、悲惨さは目にしたわけではない。戦後の教育を受け、民主主義の思想の中で、ここまで生きてきた。
その後、社会主義国家の変化、ドイツ東西統合など、世界は資本主義国家の先導の元、民主主義を主体に、平和の道を突き進むように思えた。
2001年9月11日。あの、911事件から、世界の何かが変わった。大義名分を掲げ、石油利権のために中東の国に攻め入った大国。その衝撃的な事件が皮切りになったのか、落ち込む経済が後を押したのか、この世紀になっても争いの火種は消えず、新たな火種も噴出しているように思える。
全面支持をしたこの国。前世紀の戦争を含めて、未だにその総括も出来ていない。

右だ左だと言われていたうちはまだ良かったのだろう。それすら分からず、ただ感情的に他国を批判する声が聞こえてくる。それが無性に気にかかる今日に、あの忌まわしい戦争から、被曝によって終結・敗戦という悲惨な経験から、我々は何を学べばいいのだろうか。
今を生きる者の意識で、その後が変わっていく。今を生ている我々の責任は重い。

“そこに「人権・人道」という意識があれば、もう決して道は踏み外さない”。私はそう思いたい。