藪虱(やぶじらみ)。どこにでも見られる雑草である。
5月頃から白い小さな花を付ける。先端のピンクがかったものもあり、よくよく見れば結構可愛らしい。ただ、その花が実となった時、衣服などにすぐにくっ付き、払ったくらいでは落ちないのでこまりものである。
そもそも、その実が虱(しらみ)のようにどこにでもすぐにくっ付くことから付いた名前のということだが、動けない自分たちの代わりに、人や動物の力を利用しその種を遠くに運ばせるための仕組み。子孫を残し生き延びるためとはいえ、彼ら植物たちの知恵のようなものには、いつも感心させられる。
梅雨の中、沖縄の方では豪雨により大きな被害がでている。今後その雨の区域は、九州から東海・甲信地方と移り、やはり激しい降雨が予想されている。
降りそうで降らず、降れば豪雨。この傾向は益々強まってきていると感じるが、異常気象が続くこの地球環境に、我々人類はどんな知恵を働かせることができるのだろうか。
コメント(2) “藪虱(やぶじらみ)”
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あ〜この花ってやぶじらみって言うんだぁ
しらなかった
良く見かけるよね〜これ
こんなふうに服にくっつく植物って結構あるよね〜
しかしうまく出来てるよね〜
今年も異常気象が初まってきているんでしょうかね〜
新潟も今日入梅しましたが、今年は大きな被害がないことを祈りたいもんです。
はい♪どこでも見られますよね。
この藪虱(やぶじらみ)、今日の一枚の頃からよく撮ったのですが、名前が分からなかったのです。
昨年ようやくネット上で見つけて、今年やっと載せることとなった訳なのですが、写真は今年のやつが一番良くないです。(^^;アセッ
植物って生きるための仕組みが上手くできていますよねぇ。それだけ、この地球上に存在している歴史が長いということだろうと思います。
毎年のように雨などによる災害が報じられるようになってしまいました。どこの地域も大きな被害が出ないことを祈るだけです。