いよいよ11月も最後の週に入った。飯田地方、先日までの急激な冷え込みは幾分和らいだものの、相変わらず最低気温は氷点下と、例年に比べかなり寒い。
今月の初めに紅葉を載せた市街地の桜並木。その桜たちは揃って葉を落とし始め、冬枯れの景観へと変わり始めている。温暖化のせいか、年々秋という季節が分かり難くなっているこの頃だが、それでもハラハラと落ちる葉に、まだ残るその季節を感じることは出来るようだ。
この晩秋から冬へと移り変わっていく様は、植物の秘めた力と、冬の向こうにある芽吹きの季節の確かさを感じさせくれる気がして、なんとも良いものだ。
益々季節の二極が進みつつある現状に、この先の気候の変化が不安として頭をもたげるが、そこまで来ている冬を教えるように吹く冷たい北風と、晩秋の物悲しさが漂う中、しばし感傷に浸ってみるのも良いかもしれない。
コメント(2) “落葉の季節”
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敷き積もった落ち葉を見ると、いよいよ冬将軍の到来を感じます。
先日実家に行った時のこと。
すぐ近くの大通りが銀杏並木なのですが、
左側はしっかりと色が変わってかなり葉が落ちているのに、
右側の方はまだ青々として、葉が全然落ちていません。
僅か数メートルしか離れていないのに、不思議な光景でした。
こちらでも今年は、イチョウやモミジにそういうのを見かけました。
温暖化で秋が短くなったことが原因と聞きましたが、年々そういう木が多くなっていくのでしょうかねぇ。