桜並木の紅葉と落葉 撮影日:2007年11月17日 撮影:管理人桜並木の紅葉と落葉 撮影日:2007年11月17日 撮影:管理人いよいよ11月も最後の週に入った。飯田地方、先日までの急激な冷え込みは幾分和らいだものの、相変わらず最低気温は氷点下と、例年に比べかなり寒い。
今月の初めに紅葉を載せた市街地の桜並木。その桜たちは揃って葉を落とし始め、冬枯れの景観へと変わり始めている。温暖化のせいか、年々秋という季節が分かり難くなっているこの頃だが、それでもハラハラと落ちる葉に、まだ残るその季節を感じることは出来るようだ。まだ葉を残す桜もある 撮影日:2007年11月17日 撮影:管理人
この晩秋から冬へと移り変わっていく様は、植物の秘めた力と、冬の向こうにある芽吹きの季節の確かさを感じさせくれる気がして、なんとも良いものだ。
益々季節の二極が進みつつある現状に、この先の気候の変化が不安として頭をもたげるが、そこまで来ている冬を教えるように吹く冷たい北風と、晩秋の物悲しさが漂う中、しばし感傷に浸ってみるのも良いかもしれない。