釣船草(つりふねそう)
◇ 管理人 - 2007年9月10日(月)03:00 - 未分類
関東から東北、そして北海道までを、真っ二つに分けるかのように進んだ台風9号。まるで脇腹から入り、脳天から抜けていった感じだが、その大きさに比例するように各地でかなりの爪痕を残していったようである。幸いこの地域は、さほど大きな災害には至らなかったようだが、実り始めた稲や、収穫を間近にした果樹などに被害が出たのではないのかと、やや心配になる。
画像は“釣船草(つりふねそう)”。以前、今日の一枚にも載せたことのある野草だが、その形状から結構興味を惹いたものの一つでもある。環境の変化からか、最初見つけた場所では、かなりその数を減らしてきていたが、崖下の川沿いに、黄釣船(きつりふね)共々その生息区域を移していたようである。ただ、そこまで下りられる道もないため、簡単には近づけそうもないことが唯一残念なことである。釣船草(つりふねそう)、ツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草。別名、紫釣船(むらさきつりふね)。
まだまだ自然が残るこの地域、台風を始め、続く異常気象による災害からも、なんとか守られているように感じられる。しかし、果たして、この先いつまでその自然の砦が通用するのだろうか。この山の麓の公園にも見られるように、訪れる側と向かえる側、人々の行動により変わりつつある環境が、かなり気がかりな昨今、今年も一体どんな秋が廻ってくるのか、期待と不安の入り混じった気持ちでその訪れを待つことになりそうである。
なんともソソル名前ですねw
日本の植物はネーミング賞をあげたくなるくらい素敵なものが多いですね。
セットさんの文体は文豪的でかっこいいなぁ。
>ぺんた
そそるって・・・、そうか、ぺんたは釣り好きでしたね。
釣り舟に反応しましたか。(^▽^笑)
>ミニケロ
おほ♪ここでは、お初ですね♪
こんなむさ苦しいところにおこし頂いて恐縮です♪
おっしゃる通り、日本の野草の名前は、かなり面白いものが多いですよね。“お見事!”と思えるものから、どう見ても手抜きとしか思えないものまで様々です。でも、どの名前も人の暮しや想いが見え隠れします。きっと昔から、野草は人々の暮しと密接な関わりがあったのでしょう。それだけ、自然が豊富な環境が、いつも目の前にあったということにもなりますが。
この国の“文化のルーツ”は、そんなところにあるのかもしれませんよ。
釣船草かわいいですね〜
黄釣船草葉家の近所でも見つけましたがこちらは確認できず
釣船草は今の季節咲くのかな?
それなら探しに入ってみようかなあ
もしかしたら・・・・
7月から10月頃まで咲いているのが見られるようですが、こちらでは8月の終わり頃から9月頃が一番多いようです。
また、釣船草(つりふねそう)より黄釣船(きつりふね)の方が少し咲く時期が遅いということですよ。
探したら見つかるかもしれませんね。
Σ(- -ノ)ノ エェ!?
きつりふねはこちらでは春と言うか初夏に咲くよ???
ちがうもの??
いやいや同じもののはず・・・・
異次元????
(-д`-ll)a゙ ムムゥ…
同じものだと思いますよ。
まぁ、7月頃から咲くらしいので、初夏に見かけてもおかしくはないでしょうね。もっとも、こちらは7月に見かけることはないのですが。
前々から思っていたのですが、そちら、新潟の方が諸々が早いようですね。
こちらの方が南に位置するのになんででしょうかね。
標高の違い??かな???
良くは分かりませんが、もしかしたらそうかもしれませんね。