丸葉縷紅(まるばるこう)
◇ 管理人 - 2007年8月29日(水)10:00 - 未分類
先日までの殺人的な暑さは峠を越え、やや蒸し暑さは残るものの、かなり過ごしやすくなってきた。夜には虫の音が、秋の近いのを教えるように、聞こえ始めている。
画像は“丸葉縷紅(まるばるこう)”。花の色の鮮やかさで、結構目を引く。調べたところでは、江戸時代に観賞用に持ちこまれたものらしいが、熱帯アメリカ原産で暖地を好む植物らしく、日本では本州の中部地方以西に生息しているとのこと。
温暖化の影響なのか、数年前からこの地域でも頻繁に見かけるようになったが、かなり繁殖力の強いものらしく、今では山の麓の公園などでも見かけるようになっている。生息区域が北上しているのは確かなのだろう。
丸葉縷紅(まるばるこう)、または、丸葉縷紅草(まるばるこうそう)、ヒルガオ科ルコウソウ属の一年草となる。
雨が少なく、記録的な気温上昇を齎した今年の夏。都市型形状の弊害からか、熱中症で倒れる人が多かった今年の夏。これから季節は実りの秋を迎えるが、野菜などの農作物への影響は元より、その先の冬を含めてどんな季節が廻り来るのか。そんな不安を拭い去れないまま、今年の暑い8月も、あと残りわずかで終わる。
ってことは外来種?
はい、帰化植物です。
結構多いですよ、帰化植物って。
これはじめてみる〜
温暖化の影響で植物だけでなく生物なども海外から入ってきたものが生息域を広げているようで怖いです。。。
名前忘れたけど赤い模様の入った蜘蛛だとかアルゼンチンアリだとか・・・・
温暖化ストップは無理なんだね〜(●´・△・`)はぁ〜
本州の中部地方以西に生息ってことだから、そちらにはないかもしれませんね。この地域でも、ここ数年見られるようになりましたが、その前には見たことがありませんでした。
海外からの積荷などに混じって、いろんな生物が上陸します。それに温暖化が加わり、確実にこの国の生態系は変わり始めているようですね。
現実、すぐに止められない温暖化と大きな気候の変化が目の前にあります。我々が生きているうちには目に見えた環境の改善は難しいかもしれません。
でも、次の世代、その次の世代、そのずっと先の世代まで見据えて、この国、いや、この星の現状を考えた時、起こる現状になんとか対応しながら、少しでも温暖化を食い止めるために、今できることを考え、実行することが大切と思っています。それには一人一人の意識が一番大切でしょうかね。
まずは、あきらめずに、できることはやりましょうよ。