にいにい蝉(にいにいぜみ)
◇ 管理人 - 2007年7月25日(水)03:28 - 未分類
7月も終わりに近づき、そろそろ西日本の辺りから、梅雨明けの便りが聞こえ始めた。空梅雨といわれた今季だが、その割に雨の日が多いように感じている。そのせいか、夏野菜などの農産物に日照不足による影響が出ていると聞いている。
掲載の写真は、22日の日曜日に山麓で見つけた“にいにい蝉(にいにいぜみ)”である。割と早めに地上に出て来るらしく、山の麓では6月中旬頃から鳴き声が聞こえ始める。
「閑(しずか)さや 岩にしみ入 蝉の声」。奥の細道で詠われた、松尾芭蕉の有名な句だが、この“蝉(せみ)の声”とは、“にいにい蝉(にいにいぜみ)の声”という説が有力のようである。“油蝉(あぶらぜみ)”か“にいにい蝉(にいにいぜみ)”かの論争が巻き起こり、結果、“にいにい蝉(にいにいぜみ)”に軍配が上がったということらしい。
その芭蕉に「岩にしみ入」と詠わせた、独特の、頭の中に響き渡るようなその鳴き声は、暑い夏が始まる証ともいえる。
どうやら、そろそろこの山麓にも、夏の足音が聞こえ始めたようである。
「にいにい蝉」ですか!懐かしい〜♪
よく見つけたね〜
保護色なのに・・・
私も今日散歩中声の聞こえる木を探したんだけど結局見つけることができず断念。。
確かに夏の気配が・・・
炎天下の中いくら帽子かぶっていてもあっつい・・・・
○┼
>ぺんた
懐かしいということは、今は見ないのかな。森か林の中に行かないと、鳴き声も聞けないよね、この蝉は。
>纏
たまたまかな。(^^;
まだ羽化したばかりなのか、かなり近づいても逃げませんでした。
もうそろそろ梅雨も明けそうですね。外に出るときは、帽子をかぶって、水などの水分補給できるものを持って出かけましょうね。
撮影などに熱中すると、一次的に暑さを忘れますが、気を付けないと熱中症になります。
( @_@ )あ!物事に熱中するの「熱中」と熱中症の「熱中」って同じ字だね。こりゃ余計に気を付けなくちゃ。(^▽^笑)