ロルフェナミン錠 撮影日:2007年2月18日 撮影:管理人メイアクト錠(抗生物質) 撮影日:2007年2月18日 撮影:管理人先日までの暖かさとは打って変わって寒い週末となった。暖冬の気温になれた身体には、かなり厳しいものがあるが、それでも2月というのを思えば、これが普通かと、耐えてもみる。
そんな寒暖の差に悲鳴を上げたわけではないと思うが、先週の初め頃から右上の歯茎が腫れ始めた。
じつはこの歯、昨年の夏の終わりにも同じように腫れて、歯科医の世話になった。虫歯ではないのだが上あごの骨から浮き上がり、抜歯が必要とのことだった。
炎症を鎮めるため、患部の処置と、痛みと化膿を抑える薬を処方してもらい帰宅したが、その後、風邪でも引いたのか、激しい下痢と発熱で体調を崩し、治療の継続を断念。幸い、2週間足らずで腫れは引き、そのままとなっていたところである。約半年前のことだ。
今回も、患部の処置と薬を処方してもらい帰宅。炎症が鎮まり次第抜歯の予定である。薬を飲み始めて2日後、また激しい下痢。発熱はさほどではないが、身体はかなり怠い(だるい)。昨年と全く同じ状態である。薬のせいだろうか。次の通院予定日までに、事の真相を確かめたく、ネットで調べてみることにした。
前回を含め、処方された薬は“ロルフェナミン(痛み止め)”と“メイアクト(化膿止め。抗生物質。)”。2種類同時の服用のため、このどちらの影響なのか分からないが、双方とも似たような副作用があり、当て嵌まるものがある。
今まで私は、薬物アレルギーなどは出たことはない。ゆえに、歯科医の「薬に対するアレルギーのようなものはありますか?」の問いには、当然ながら「特にありません」の答え。心配もしていなかったのが正直なところである。
もっとも、全ての薬を試したわけではなく、今まで出なかったというだけで“薬アレルギーはない”と思うこと自体、少々乱暴な判断と思うが、個々に対する検査システム自体ないというのも実状だろう。
今は、どんな医療も、化学薬品なしでは難しいのが現状かもしれない。だが、その副作用の詳細は患者の耳に入ることはほとんどない。今回、もしその内容分かっていれば、最初の症状が出た時に、その服用を止めていたのは確かである。
こうして表に出るものは、その症状が見えるだけまだ良いとも言えるが、やはり、むやみに化学薬品に頼ることは避けた方が無難なようである。
高齢化が進み、益々医療・薬などの役割は大きくなる。末期の病など、適した投薬によって救われた人もかなりいることと思う。しかし、安易に薬が使われ過ぎるという指摘も耳にしている。その結果として、製薬会社及び、その関係機関に属するもののみが太って行く、そんな図式は見たくはない。
適正・適量の投薬がなされているか、きちんと検証できる仕組みは必要だろう。保険制度が危ぶまれている今、それだけでも国の抱える医療費は、かなり削減できるはずである。

なお、今回私が調べた二つの薬の情報の載っているサイトを下に記す。気になる人は調べてみるのも良いかもしれない。
ロルフェナミン メイアクト そのサイトのトップ