種浸け花(たねつけばな) 撮影日:2007年1月21日 撮影:管理人土筆(つくし) 撮影日:2007年1月21日 撮影:管理人1月とは思えない暖かな日が続いている。これから2月・3月と、一体どんな変化が起きるのか、やはり不安を感じるというのが正直な気持ちだろう。
そんな矢先、山の麓で土筆(つくし)らしきものを見つけた。本来ならば春の訪れを感じて心和むところなのだが、今は1月、やはり違和感は拭えない。その近くには、まだかなり小さいが種浸け花(たねつけばな)らしき物も咲いていた。
多分、暖冬によるこの暖かな気候が、その芽吹きを早めさせたのだろうとは思うのだが、そこから下まで続く凍りついたサイクリングロードとの差異がなんとも奇妙に思える。雪の残るサイクリングロード 撮影日:2007年1月21日 撮影:管理人だが、立春が近いことを思えば、昨年の、晩秋に群生する仏の座(ほとけのざ)や、初冬に咲き誇る姫女苑(ひめじょおん)などに比べれば、まだまだ正常な光景なのだろうか。
いずれにせよ、温暖化による気候変動により、植物や動物の生態に大きな変化が現われているのは確かなようである。
今後、こうしたことは普通に見られる光景となる可能性も考えられるが、それに慣れてしまい、その変化さえも感じられなくなる事だけは避けたいものである。止められるか止められぬかは別として、その要因を作ってきてしまった生物として、見えている変化の持つ重要性を、真正面から見つめる必要はあるだろう。