1月とは思えない暖かな日が続いている。これから2月・3月と、一体どんな変化が起きるのか、やはり不安を感じるというのが正直な気持ちだろう。
そんな矢先、山の麓で土筆(つくし)らしきものを見つけた。本来ならば春の訪れを感じて心和むところなのだが、今は1月、やはり違和感は拭えない。その近くには、まだかなり小さいが種浸け花(たねつけばな)らしき物も咲いていた。
多分、暖冬によるこの暖かな気候が、その芽吹きを早めさせたのだろうとは思うのだが、そこから下まで続く凍りついたサイクリングロードとの差異がなんとも奇妙に思える。だが、立春が近いことを思えば、昨年の、晩秋に群生する仏の座(ほとけのざ)や、初冬に咲き誇る姫女苑(ひめじょおん)などに比べれば、まだまだ正常な光景なのだろうか。
いずれにせよ、温暖化による気候変動により、植物や動物の生態に大きな変化が現われているのは確かなようである。
今後、こうしたことは普通に見られる光景となる可能性も考えられるが、それに慣れてしまい、その変化さえも感じられなくなる事だけは避けたいものである。止められるか止められぬかは別として、その要因を作ってきてしまった生物として、見えている変化の持つ重要性を、真正面から見つめる必要はあるだろう。
コメント(5) “土筆(つくし)”
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つくしみたいですね〜。
本当に今年は野草の成長が早いですね。
真冬並みのサイクリングロードに春の芽生え・・・。
冬と春が混在している感じですね。
暖冬ということで高い灯油を買う回数も減って
人間側としては少々ありがたいことでもありますが・・・(^^;)
気持ちの良さそうな所ですね^^
温暖化の影響といえば・・・アジ。
例年なら海水温低下により今頃はあまり釣れないのですが、
温暖化によりアジの食い気が無くなる温度まで下がらなくなり、
周年の釣り物と化しております。
私としては嬉しいですが(笑)
>来夢ちゃん
そうなんです、土筆なんですわ。
昨年もこの時期にかなり小さいものを見かけたのですが、今年はやや大きくて、はっきりそれと分かりました。また、種浸け花(たねつけばな)は、昨年この時期は見られなかったものですね。
年々こうしたことが当然のようになっていくのでしょうかねぇ。
確かに暮すには楽なんですが、この先の季節を思うとどうなってしまうのか、やっぱり不安です。
>ぺんた
なかなか良い場所ですよ、あそこ。春や夏、また紅葉のシーズンでも人が少なく、結構好きな場所です。
やっぱり海でも変化がありますか。海水の温度が上がっているということなのでしょうかね。
今まで獲れなかった魚が獲れるとか、今までのものが全く獲れなくなったなどと聞きますが、あまり良いことではないのでしょう。
回遊魚などは、ちょっとした海水温の変化で、回遊場所を変えてしまいますものね。
もっとも、釣りをするその場は嬉しいものでしょうけどね。(^▽^笑)
つくしなんてよく見つけましたね〜
保護色になっててみつけにくそうですが。
今年はこのまま積もらないで春になりそうだね〜
夏に水不足にならなきゃいいんだけど・・・・
はい♪
ってか、暖冬で異様に暖かいので、もしかしたらと思って昨年出ていた辺りを探したのです。(^^;
新潟でも雪が降りませんかぁ・・・。
おっしゃる通り雪は治水の役目も果たすもの。春から夏の水不足につながるのではないかと心配になってきますよね。
なんか今年の暖冬は不気味な気がします。