雪の山麓・川沿い 撮影日:2007年1月7日 撮影:管理人雪の山麓・川沿い 撮影日:2007年1月7日 撮影:管理人6日に雨混じりの雪を降らせた低気圧は、北側を進むもう一つの低気圧と合体。台風並みに発達しながら、冬の嵐となり東北や北海道方面に風による大きな被害を齎(もたら)したようだ。
長野県の南に位置する飯田地方、夜半から朝方まで吹いた強い風は直(じき)におさまったが、その嵐はこの冬初めての大雪を残していった。
前回、「冬には雪が良く似合う」などと言ってはみたが、その急激な積雪に、正直かなり戸惑ったのは確かである。雪の山麓公園 撮影日:2007年1月7日 撮影:管理人いまだノーマルタイヤの私は、今年初めてのタイヤチェーン装着とあいなった。当然、その車を出すための除雪に奮闘したのは言うまでもない。
写真は雪の降り続く山の麓と山麓公園内。全体の積雪としては25~30cmくらいだろうか、ゴム長を履いていたが、それでも歩行はかなり困難な状態である。ただ、人が来ないこともあるのか、木の枝を飛び交う小鳥たちはやたら機嫌良さそうに見えた。どうやら自然の猛威に右往左往するのは、我々“人”だけのようである。
あるがままに自然と向き合い、自然の持つゆったりとした時間の流れのその変化に対し、もっと柔軟に暮せるのなら、こうした大雪も嵐もさほど“苦”にはならないのかもしれない。そんなことを思いながら、横滑りをする車を操り帰路についた。