梅雨を前に日中は初夏の陽気になっているここ数日だが、例年に比べ朝晩はかなり気温が低い。
予報では来月も気温は低めということだが、田植えの終えた稲や夏野菜などの作物への影響が怪訝される。
写真は山の麓で見つけたものだが、たぶん空木(うつぎ)の仲間だろう。この空木(うつぎ)という名、枝の成長によってしだいに中心の髄が消失して中空になることからその名が付いたということだが、別名を卯の花(うのはな)というらしい。
あの唱歌“夏はきぬ”で歌われる卯の花(うのはな)とはこのことをいうようだが、その歌詞を改めて思い浮かべてみたとき、季節と共に生きていた当時の日本の暮しと、現代社会が置き忘れてきたものが見えてくる。
その歌詞が私の心染み入るのは、たぶん懐かしさのせいだけではないだろう。
◇空木(うつぎ):ユキノシタ科ウツギ属
◇原産地:日本
コメント(4) “空木(うつぎ)”
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私は今年は結構天候順調だと思っていたけどそうではないみたいだね
全国的に日照不足の影響で野菜が高騰しているとTVが申しておりました。
もしかして今年は冷夏???
(;´・ω・)ウーン・・・
ここ数年極端な天候ばかりで困ったものです。
温暖化の影響で出来た北極?南極?にできたオゾンホールが数年ぶりに縮まったなんて言っていました。このまま行けば・・・・・なんて楽天的なことを言っていましたがこの穴はまたすぐ広がる穴だろうな・・・
この花見たことないなあ
めしべ?おしべ?がとても重そうww
昨年の秋ころから異常さが際立っているように感じています。
「この時期はこんな気候だったよなァ」と思う時もあるのですが、トータルで見てみるとやっぱり変です。
地球時間で見た場合、大した変化ではないのでしょうが、この惑星に生息している生き物にとっては、かなり深刻な現状が待ち構えているように感じてなりません。
このままの状態ではたぶん温暖化は止められないでしょう。それをいかに遅らせられるかを真剣に考え、その後に来る状態への対処を今のうちに考えないと人間という生き物の未来はないかもしれません。「経済が失速するから」とか「国の威信がどうの」などと言っている時間はないような気がするんですがねぇ。
次世代からその先の子孫たちに、どんな環境を残してやれるのか、結果はどうあれ今を生きる我々の責任はかなり大きいように思っています。
この空木は私がよく行く山の麓では結構頻繁に見られます。毎年同じところで同じ植物を見かけると、やっぱりホッとするのは正直なところです。結構良い匂いがしますよ♪これ。
やっぱり今年・・というか去年の冬からおかしい気がします。
特に今月はさわやかな五月晴れにはあまり恵まれずに終わりそう・・。
畑をやり始めて、天候がよくないために育ちがよくない野菜があると
持ち主さんからお話がありました。
やっぱり植物は素直ですね。
うつぎってよく聞く名前だけど、実際には見たことないかも。(^^;)
小さいみたいだけどたくさん咲いていたら見ごたえありそう♪
やっぱり日照時間はかなり少ないように感じますよね。
おっしゃる通り植物って天候や気候に敏感ですね。私の家でも今年はゴーヤーの発芽率が悪くて驚きました。
そんな中、拾ってきたドングリ君は結構元気です。野生のものはやっぱり強いんでしょうかね。
空木はこちらではよく見られますよ。花自体は小さいのですが、結構見事です。近づくと独特の香りが花をくすぐります。
なお、空木の写真、今日撮ったものを追加しました。入れ換えたと言った方が正解かも。