昨年にも増して早い冬の訪れを感じる今季、山麓を彩る紅葉の季節はすでに終わりを迎えているが、冬に向かう山の麓は、その静寂さもあって結構好きな場所となる。11月とはいえ、キンと冷えた空気は冬枯れの風景と共に心の中にまで染み入ってくるかのようである。
写真は山麓公園北側の“妙琴ツツジ園”を通る“サイクリングロード”と、そこから見た山の風景である。
この撮影の時、散歩をしている60代と思われる男性と遭遇した。どちらからともなく声をかけ、変わりつつある季節のことを話したのだが、別れ際の「我々の時代はまだ良いが、孫の代になったらどうなるのか分からないな」という彼の言葉が心に残った。
誰しも異変には気付いている。しかし、その責任を我々自身も背負っていることは忘れがちになる。
個人として、地域として、国として、そして世界として、子の代・孫の代にどんな環境を残してやれるのか、今を生きる全ての人々の解決すべき重大な課題となる。
コメント(4) “冬枯れの山麓”
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2枚目まさに落ち葉の絨毯って感じだね〜
耳を澄ますとカサカサカサって聞こえてきそうだ・・
こうやって散歩している人たちはなおさら変化に気がつくだろうね〜
自然を壊すのはたやすいけどそれを復活させるには何倍もの時間がかかるからね〜ほんと何十年後どうなっているんだろ・・・・
実はもうちょっと落ち葉が多いかと思ったんですが、以外と少なかったんです。
風の影響かな。
でも、なかなか良い感じでしたよ。
誰でも異常は感じているんですよね。
一人ひとり、みんなが「何とかしたい!」って思うことが第一歩なのかもしれませんね。
何十年後に「あの時に手を打っていればこんな事には・・・」なんていうことにはなって欲しくないと思います。それは気候の問題のみならず、世界情勢を含めて、今の人間社会全てに言えることかもしれませんが。
もうすっかり冬の感じですね。
すごくいいサイクリングロードがあるんですね。
新緑の季節にさわやかな風を感じながらのサイクリング、
きっと気持ちいいんだろうな〜って思います。
(すでに春の話w)
10年後、どうなってるんでしょうね。
ドラマですが「漂流教室」を思い出しました。
あんな世界にいつかなってしまうんだろうか・・・と。
本当にすっかり冬の様相になってきました。
サイクリングロードといってもさほど長くはないのですよ、ここ。
正直ここを自転車で走っているところはあまり見たことがありません。(^^;
健康のためなのか早足で歩いている人や、犬を散歩させている人は時折見かけますね。そもそも坂なので自転車向きじゃないかも知れませんね。(^▽^笑)
10年後どうなっているのでしょうね。このところの変化の激しさを見るとちょっと心配になってしまいます。日本の四季が危ぶまれているようですね。
来年も再来年もずっとその先も、変わらぬ季節が廻るの願ってやみません。