妙琴公園の紅葉 撮影日:2006年11月15日 撮影:管理人妙琴公園、入り口付近の紅葉 撮影日:2006年11月15日 撮影:管理人11月というのになんとも寒い朝が続いている。昨年は12月に降雪があったのを思い出すが、今年もこの県(長野県)の北の方ではすでに初雪が観測されたと聞く。これが普通とも思えないが、立冬を過ぎ、暦の上ではすでに冬、今季の秋も知らぬうちに終わったかのように思えるこの頃である。
そんな気候の中、そろそろかと思いモミジの様子を見に山麓公園まで。このところ続く寒暖の差にやや期待はあったのだが、まだ早かったのか、或いは木によって葉の色付きの時間差があるのか、目に入ったその風景はやや鮮やかさに欠けていた。それでもこの時期のモミジの葉は秋の象徴。その終わりの時期を前に、ようやく佳境に入った山麓公園のモミジをカメラに収めることにした。紅葉、モミジの葉のアップ 撮影日:2006年11月15日 撮影:管理人
今年、その急激な冷え込みのためか色付く前に葉を落とす木が目立つ。今一つ鮮やかさに欠けているように感じたのは、多分そのせいもあるのだろう。温暖化が続けば広葉樹は減っていくという。葉を落としきれない木が多かった昨年、色付く前に葉を落とす木が目だつ今年。秋の紅葉は、元気な広葉樹のバロメーターとも言える。
この先ずっと色鮮やかな木々の演出を見られることを願いながら、晩秋の山麓公園を後にした。