妻が使用しているパソコンはわが家では一番新しい。先日からそのパソコンが不調である。立ちあがらないのだ。電源を入れると“ピーポーピーポー”と警告するように鳴り始める。まるで救急車である。
ケースのカバーを外し、ヘアードライヤーなどで軽く暖めると、なんとか立ちあがる。しかし、それもいつまで通用するのか・・・。
十数年以上前になるが、それまで国内メーカーのパソコンを使っていた私は、初めてDOS/V マシンと言われる物に手を染めた。その時から、使用するパソコンは全て自分で部品を選び組み上げる、いわゆる“組み立てパソコン”となった。
この妻のパソコンも“組み立てパソコン”。年齢的にも自分で組み立てるのが少々億劫になってきたのもあり、部品調達とその組み立てを地元のショップに任せた、一応“ショップブラント”となる。使用しているOSは WindowsME。約5年前の話しである。
症状からマザーボードの不具合と判断した私は、ショップにてその旨を伝えるが、「Socket370」を使うマザーなどはすでにない。CPUを変えることも視野に入れ、安価で手ごろなマザーはないかと聞いてみたのだが、チップセットが変わるためOSも入れ直す必要があるという。しかも昔のOSは最近のマザーの場合入らない可能性もあるとの答え。まるで、古いものをいつまでも使っている自分が悪いような気さえ起こさせる。しかし、まだ5年である。
戦後、消費は美徳とばかりにゴミの山を作りつづけてきた現代社会。結果、環境は壊れ地球温暖化を進める要因の一つともなった。技術の進歩を止めろとは言わないが、京都議定書発効以来、我が国の二酸化炭素排出量は、削減するどころか、いまだ増えつづけている。竜巻など、昨今の荒れた天候や、極端に感じる寒暖の差は、その温暖化の結果である。当然だが、それは年々強まってくる。
そうした現実を直視して、経済を含め、今まで人の作り上げた全てのシステムを見直す必要を強く感じる。せめて現時点で使っているもの、多少くたびれていても今後も使っていけるものは使いつづけられる“経済の速度”、それでも成り立っていける“経済のシステム”を、早急に作り上げる必要はあるだろう。あくまでも、“せめて”なのだが。
ちなみに私が仕事で使っているパソコンのマザーボードも「Socket370」を使用している。OSはさらに古い Windows98である。動かなくなればそれで終わりとなる。
なんとなく、僻み(ひがみ)ともとられそうだが、今日も、朝夕を問わず、妻のパソコンの立上げに奮闘する私である。
コメント(6) “妻のパソコン”
コメント入力フォーム
この記事へのトラックバックURL
http://mytown.main.jp/blog/wp-trackback.php?p=133
http://mytown.main.jp/blog/wp-trackback.php?p=133
あらら大変だったね〜
部品も数年たつともう対応できなくなってくるし本当に困るよね〜
この間TVでも言ってたよ
日本ほど物をいい状態で捨てる国はないって。
ほんとそうだよね〜
これだけ日本経済が落ち込んで貧富の差が激しいとかいろいろ言われているけどそれでも機会基準では裕福度が世界117国だったかな?その中で7位だって。。
それだけ贅沢になっちゃったってことなんだね〜
そういえばXPのSP1はもうサポートやめちゃうんだってね。
早すぎるよ・・・
今日も今日とて立上げに奮闘なのです。
わが家ではこのPCを“ピーポーコンピュータ”と呼んでおります。(^^;
本当にそう思いますよね。経済発展と便利さ快適さばかり追いかけて、大事なものを置き忘れてきたのかもしれませんねぇ。自分自身の反省も含めてつくづくそう思います。
パソコントラブル大変ですね〜。
私はそうなったら全くお手上げなので壊れないことを願うしかありません(^^;)
ちなみに我が家のは買って6年になりますw
まだまだがんばってもらわなくては。
でも強い味方がいらっしゃるので奮闘大変ですが奥様は心強いですね♪
あはは、今日も相変わらずのピーポーピーポーでした。(^^;
せめて10年は部品くらいは残っていて欲しいものですが、OSを含めて諸々の規格がこんなに頻繁に変わってはたまりませんわ。
6年ですかぁ、まだまだ使いたいですよね。もうこうなったらパソコンを応援するしかありまへんなぁ。(^^;
(0~)/フレー\(〜0~)/フレー\(〜0)ぱぁ〜そぉ〜こぉ〜ん!
ハイ、ご一緒に♪
ヾ(^^ゞ))..( シ^^)フレッフレッパソコン!
ヾ(^^ゞ))..( シ^^)フレッフレッパソコン!
ヾ(^^ゞ))..( シ^^)フレッフレッパソコン!
まだまだがんばれパソコン!
ついでに□_\(^-^ ) なでなでしとこうw
ご協力感謝♪(^^;