この時期、その気温によって一気に山の色は変わってくる。このところ感じている気温の低下に木々の色付きも加速しているように感じるが、冬を前に我々を魅了するその装いまではまだまだといったところだろうか。昨年に比べやや遅い感があるが、後2週間もすれば山の麓辺りもオレンジと茶褐色の秋の色に染まるはずである。
写真は土曜日の日、山麓公園のやや上辺りで出会った日本猿の群れである。全部で十数頭近くは居ただろうか、この辺りで目にするのは久しぶりのような気がする。ただ、以前より人のいる場所との距離が縮まってきていることが少々気になるところだ。今年になり、この地域でも熊の出現騒動が増えたと聞く。昨年に比べその数は2倍に近いと言うが、それだけ山の環境が変わってきているのだろうか。
遠目で私を見つけた彼らはこちらを警戒しながら森の奥へと姿を消していった。その後姿を目で追いながら、以前この辺りで猿を見かけた時、「この風景、人より猿の方が似合うよなぁ」と言った知人の言葉を思い出していた。
コメント(4) “山麓の隣人”
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本物の猿と遭遇ですか〜!
猿も凶暴なのがいるのでうかつに近寄れないですよね。
山も開発の対象になったりして、野生の動物の居場所が
だんだん少なくなっているのは確か。
野生動物からしたら「俺たちの場所を返せ!」という感じでしょうか・・・。
ほんと、こういう自然の中では人間よりも野生動物が似合いますね。
当然のことなんでしょうけど(笑)
そうなんです。
今回は結構距離があったんですが、急に出会うとかなり怖いものがあります。
開発もそうですが、温暖化による気候の変化で、山に彼らの餌が減っているのかもしれませんね。どのみち人間のせいというのは確かなようですが。
人と自然の動物との共存にはある程度の距離が必要と思っています。不意に出くわすような状況が増えれば、人にも動物にも不幸なことになりますものね。
生き物の写真とは珍しいですね〜
猿は頭がいい上に凶暴なので近寄っちゃ(≧◇≦)乂ダメダメッ!
ぽんぽこ狸じゃないけれど本来動物の住処を人間が勝手に開発して住処を奪ってしまうため住処はなくなるわ、餌場はなくなるわで動物もたまったもんじゃないでしょうね〜
それに今年は餌となるどんぐりなどが凶作だったためなおさら目撃情報がふえているようですね〜
動物だって生きていかなきゃいけないのだからしょうがないのでしょうが、ぬ様な争いは出来る限り避けたいものです。
あはは、怖いから近づかないよ。(^^;
そうだよね、動物が住める場所がかなり減っているのは確かだよね。それに気候の変化で餌もなくなるし。
今年は熊の出没が2倍を越えたと聞いています。動物とのトラブルを避けるためにも、人との動物の距離をきちんと保てるような策が必要なのでしょうね。当然、人の勝手ではない策が。