藪蔓小豆(やぶつるあずき)の実 撮影日:2006年10月23日 撮影:管理人藪蔓小豆(やぶつるあずき)の実 撮影日:2006年10月14日 撮影:管理人今年の9月に載せた藪蔓小豆(やぶつるあずき)。花の後には、その形(なり)こそ小さいが、小豆(あずき)の名の通り莢(さや)状の実が付く。面白そうなので一本引き抜いて持ち帰ってみた。
乾燥させるため、一週間ほどそのまま放置しておいたのだが、乾いた莢(さや)から飛び出した“豆”は、色は黒く通常の小豆(あずき)の3分の一程度。その形はまさに小豆(あずき)といったところである。さすがに食べてみてはいないが、小豆(あずき)の原種というこの“豆”、一体どんな味がするものなのか少々気になるのは正直な気持ちだろうか。
藪蔓小豆(やぶつるあずき)の実、アップ 撮影日:2006年10月23日 撮影:管理人現在、生えていた辺りは他の雑草と共に刈り取られ跡形もないが、一年草であるこの野草、その弾けた実が落ちたであろう場所から、来年もまた同じように芽を出すのだろうかと、ちょっとばかり興味を惹く。いっそのこと、今手元にあるこの実を、裏庭にでも蒔いてみようかなどと、詰まらぬことを思ってみる秋の夜長である。