晒菜升麻(さらしなしょうま) 撮影日:2006年10月15日 撮影:管理人晒菜升麻(さらしなしょうま) 撮影日:2006年10月15日 撮影:管理人晒菜升麻(さらしなしょうま) 撮影日:2006年10月15日 撮影:管理人早いもので、10月もすでに後半に入った。目にする山々はまだ秋色とは言えないが、それでも迫り来る冬を前に、少しずつ葉の色を変化させ始めている。
掲載の画像は晒菜升麻(さらしなしょうま)である。昨年初めてこの山麓公園で見つけたが、今年もまたその花を見ることが出来た。
名の由来は、食用にするため若葉を1~2日の間、小川の清流などでよく晒してアク抜きをしたことから付いたと聞くが、その根茎(こんけい)を乾燥させたものを升麻(しょうま)と言い、生薬としても用いられる。解毒・解熱・発汗作用や、喉の炎症・汗疹(あせも)にも効果があるようだ。日本原産の金鳳花(きんぽうげ)科サラシナショウマ属の多年草。
この晒菜升麻(さらしなしょうま)の花が終わる頃、この山の麓も秋から冬へとその景色を徐々に変えてゆくことになる。
紅葉を前になんとなく早い冬を予感しながら、急な斜面に生えるその晒菜升麻(さらしなしょうま)にカメラを向ける。