|
|
| | 早いもので今日から12月、師走である。 久しぶりだが、わが街のすぐ近くを流れる一級河川“天竜川”を、川の秋として載せることにする。 諏訪湖から流れ出しているこの川、ここ南信州を縦に通りぬけて愛知県をかすめながら静岡県を経て海に帰って行く。 その拠点となる諏訪湖は31もの河川が流れ込み、受け持つ流域面積は湖面積の40倍という。それもあり、この川はかつて“暴れ天竜”と呼ばれ大雨のたびに氾濫を起こしていた。 36災害以降見直されたという、入り口の“釜口水門”の力か、施された流域の治水対策の賜物か、この頃は鳴りを潜めているようだが、気候の変化により降れば豪雨の昨今を思う時、下流河川敷付近の、まるで災害時を忘れたかのような開発を見るにつけ、やはり不安に思うのは正直な気持ちである。 暖かな日差しの中、そんなことを思いながらカメラを覗く私の目の前を、観光客を乗せた川下りの船が通りすぎていった。
◆ ◆ ◆ 撮影日:11月30日 撮影・コメント:管理人 | | |
|
|
画像への直リンク並びに無断転用及び、投稿記事の無断転用は禁止いたします。
バーチャルタウンいいだ事務局
|
|
|
|