久しぶりの投稿となる。実は4月の終わりから体調を崩し、医者のハシゴのようなことを繰り返している。左背中の痛みから始まり、胃の痛み・下痢・腹部の痛み・胸の痛み・息苦しさ・続く微熱・寝汗・発汗・今までと違う腰の張りなど、よくも揃ったものだと思うが、症状から胃・腸・肺・肝臓・胆嚢・膵臓など、ほとんどの臓器を疑った。とはいっても、本人がネットで調べての話なのだが・・・。
胃部のエコー・胃カメラ・胸のX写真・痰の検査・血液検査3種類と、その症状を追いかけるように検査してもらったが、結果は白・・・のようなのだ。しかし、いつも表現として「可能性は否定できない」が付いて回り、結局はすべてグレーゾーン、下痢は止まったようだが身体の諸症状はそのままである。
埒が明かないので、胸を診てもらった医師の紹介状で某病院に行き、上半身のCTスキャン検査を依頼したが、私の説明が悪かったのか、別のところで一度受けた検査を繰り返され「異常がないけれど、これでもまだ見ますか?」の言葉。患者の訴える症状・状況にはあまり耳を傾けていない様子である。結局押しきられた形でCTは未検査のままで終わった。私個人としては、症状が良くならないことは当然のこと、未だ原因が特定できないことが一番の不安要因なのだが、そんな場合の患者の振る舞いはどうすることが最良というのだろうか。
その時、私を担当した医師の「こういう医者の掛かり方は、お国の医療費の負担が増える」の言葉が、まだ私の頭にこびり付いている。
高齢化社会を迎え、増える一方の国の医療費負担。制度見直しを含めて、政府は支出削減と財源確保に躍起になっているようだが、例の道路財源ではないがその使われ方は我々には不透明である。昨今騒がれている75才以上の切り捨てではないが、その結果として、老人や病気を抱える患者など、弱者に皺寄せが集中しているのが現状のようだ。削る所はもっと他にあるように思えるのだが。