雪の山麓 撮影日:2007年12が16日 撮影:管理人雪の山麓 撮影日:2007年12が16日 撮影:管理人季節の曖昧さがなせる技なのか、今一つ冬到来の実感が湧いてこない今季。実際、辺りの風景も晩秋の雰囲気を引きずりつつ、寒さのみが際立っているように感じる。
写真は僅かだが雪化粧をした山麓の木々たちである。撮影したのは16日。ようやく見えた冬らしい景観に、少しホッとした気分にさせられたのは事実だろうか。
冬といえば、今月の22日は冬至(とうじ)。北半球では太陽の南中高度が最も低くなり、そのために一年の中で一番昼が短く夜が長い日とされている。実際には数日ずれるらしいのだが。
この日に柚子湯(ゆずゆ)に入り、南瓜(かぼちゃ)を食べると風邪をひかないとされているが、その云われについて、まるで語路合せのようなのだが、雪の山麓 撮影日:2007年12が16日 撮影:管理人冬至(とうじ)を湯治(とうじ)にかけ、柚子(ゆず)から「融通(ゆうずう)が利く」、また、南方から渡来した野菜、南瓜(かぼちゃ)は「陽の気を助長する最高の呪物」など、諸々あるようだ。しかし、今は柚子湯(ゆずゆ)で身体を温め、南瓜(かぼちゃ)を食べて冬に不足がちなビタミン補給をするという方が一般的で受け入れやすいだろう。
ともあれ、すでに冬至を過ぎ、冬もこれからが本番となる。例年とあまり変わらぬ気候を祈りつつも、温暖な冬を願う軟弱者の自分がいる。年齢からか、年々寒さに弱くなっていく己を自覚しつつ、柚子湯(ゆずゆ)と南瓜(かぼちゃ)で乗り切るしかあるまいと励ましてみる。